石川幸史 − ISHIKAWA Koji −
〔作家プロフィール〕
1978年愛媛県新居浜市生まれ。
岐阜県可児市で高校まで過ごし、2001年愛媛大学教育学部情報文化課程卒業後、2005年東京綜合写真専門学校第二学科を卒業。
2018年まで東京を拠点に活動し、現在は石川県金沢市在住。
国内外を旅し、移動を繰り返しながら、過去から未来へと一直線に進む均質でリニアな時間性とは別の瞬間において回帰し円環する時間性や歴史について考察した作品を制作している。
主な作品シリーズに、シフトレンズで光軸を移動させながらその痕跡を撮影し、大地や水の流動性、そこに働く重力のイメージを可視化することを試みた『Silent Shift』(2014-)、光の特性や写真の機能に着目しながら、火や水などの物質の表面を断片的かつ高精細に捉え、アナロジーの手法を用いて、垂直的な瞬間のイメージを連関させた『This is not the end.』（2008-）のほか、近年では東京の周辺地域の歴史や地勢を踏まえてロードトリップしながら、アメリカ化した風景をアイロニカルな視点で捉えた『The changing same』（2017-）などがある。
〔個展〕
2022「Afterwards」（Alt_Medium / 東京）
「The changing same」（ニコンサロン新宿 / 東京）
「In knots」（publics wall ギャラリー / 東京）
2018「The changing same」（Alt_Medium / 東京）
「This is not the end.」（JINS渋谷 / 東京）
2014「This is not the end.」（TAPギャラリー / 東京）
2009「IRONIC SCENES」（ニコンサロン新宿 / 東京、ニコンサロン大阪 / 大阪）
2007「DEADLOCKED」 （ギャラリーニエプス / 東京）
〔受賞・入賞歴〕
2019「Belfast Photo Festival Award」Shortlist
「Kassel Dummy Book Award」 Shortlist
2017「Daikanyama Photo fair competition / Magnify photo」 グランプリ
「Japan Photo Award」クリストフ・ギイ賞
「東川写真フェスティバル 赤れんがポートフォリオオーディション2017」優秀賞
2015「Kawaba New-Nature photo Award」グランプリ
2013「塩竈写真フェスティバル2013」kodak賞
2009「EPSON カラーイメージングコンテスト2009」佐藤卓賞
〔Website〕
http://koji-ishikawa.com
〔作家インタビュー〕
https://note.com/alt_medium/n/nea3025bfe9d8
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過去Alt_Medium（東京）で開催された展覧会はこちらでご覧いただけます。
2022年10月28日（金）～11月9日（水）
「Afterwards」
https://altmedium.jp/post/693799956417593344/
2018年10月25日（木）〜11月6日（火）
「The changing same」
https://altmedium.jp/post/178171002104/
